Backlogsプラグインをインストール Bitnami-Redmine2.6

自社のプロジェクト管理に、Redmineを使っているのですが、

WindowsにBitnamiでインストールしています。

今回、プラグインを入れていく中で、Backlogsプラグインが大変だったので(汗)

そのインストールメモを記載します。

まず、Redmineとは

Redimineは、プロジェクト管理も出来るツールの一つです。

今は、ITで使うツールの、三種の神器の一つと言われるもので、

扱えれるようになるとかなり重宝します。

しかも、フリーで使えちゃうんだなっw

ということで、インストールされている会社様も多いはず。。

今回、Windows7にBitnamiにてRedmineをインストールした上で、

Backlogsプラグインのインストールの仕方を記載します。

Backlogsプラグインとはなにか?

アジャイル開発用のタスク管理ツールで、Ajaxを多用していて直感的でサクサク動くという代物。

スクラムというやり方で、ストーリというものを基本に、みんなで開発しちゃうぞというシロモノです。

主な機能としてはこんな感じ。

バックログ画面 カンバン タスクボード バーンダウンチャート

他にも

プロダクトバックログの管理(親チケット)

タスク(子チケット)

リリーススプリント

スプリント(バージョンを応用)

ベロシティの計算(たぶん)

タスクカードの印刷

とあるようです。

画面の説明はこちらがわかりやすいw

Redmine Backlogsで簡単スクラム!スクラムマスターや開発チームとして使う編 | 世界はどこまでもシンプルである
Backlogsプラグインはこんな感じ!

機能の説明はこちらもわかりやすいw 

※ただしこちらは、Alminiumプラグインでの説明

 Windows7には、厳しく諦めたプラグイン・・(説明が少なすぎ(涙))

かんばん!~もし女子高生がRedmineでスクラム開発をしたら(4):「Redmineでスクラム実践!」~アジャイル開発始めました~ (3/3) - @IT
スクラムってこんなんです!

とりあえず、インストールの仕方をまとめます。

プラグインインスト前の基本作業】

1.必要なファイルをバックアップ

データーベースから、全てのバックアップをとっておいて下さい。

2.Windowsシステムにパスを通す

システムのプロパティ->詳細設定->環境変数と進み、ユーザー環境変数に下記を追加します。

RAILS_ENV=production

PATH=C:\BitNami\Redmine\ruby\bin;C:\BitNami\Redmine\imagemagic

RAILS_ENVは新規で作り、変数設定で=productionを。

PATHは、既存にあるPAHTの後に、「 ; 」を付けてCから記載します。

3.Redmine Backlogsをインストール

次に、Backlogsプラグインをインストールします。

スタートメニュー->BitNami Redmine Stack->Use BitNami Redmine Stack で

コマンドプロンプトを起動。

次のコマンドを実行して下さい。

cd ..\apps\redmine\htdocs\plugins

git clone https://github.com/backlogs/redmine_backlogs.git

※これで、pluginsフォルダにredmin_backlogsフォルダが作成されます。

4.redmine_backlogsフォルダ内 Gemfileファイル設定を変更する。

C:\BitNami\Redmine\apps\redmine\htdocs\pluginsの直下に

redmine_backlogsフォルダを開き、Gemfileをテキストエディタで開き、

以下のコメントアウト。※ #を頭につければコメントアウトになります。

gem "test-unit", "=1.2.3" if RUBY_VERSION >= "1.9"

gem "thin", :platforms => [:ruby]

私の場合、なぜかthinがいくつもバージョンが合って使えないよっ!

というエラー文が出まくったので、thinを消しています。

エラー文は以下のとおり。

You cannot specify the same gem twice with different version requirements.

You specified: thin (= 1.6.1) and thin (>= 0)

じゃ、多いんだね、整理しようか。と

gem uninstall thin  

とコマンドを打つと、ずら~とでてくるんですが、

全て消しても、同じエラー分が出るんですね。

なので、コメントアウト

※全て消した後、最新版thinをインストールしました。(gem install thin)

5.必要Gemをインストール

次に、Backlogsプラグインを動かすために必要な、gemツールをインストールします。

通常は、 /以下略/plugins> よりのコマンドで

bundle install

でも、エラーが出る場合は、

以下を実施(コマンドを打つ)。

gemのインストールパッケージを保持しているミラーサイトが死んでいた場合、

日本のIPからはインストールできない時の回避策。

これで、ここからインストールできるようになる。

gem source --add http://production.s3.rubygems.org

以下のコマンドを順次実行。※一個ずつインストールして下さい。

gem install timecop -v 0.3.5

gem install simplecov -v 0.6.0

gem install icalendar

gem install holidays -v 1.0.3

gem install holidays

gem install spork

gem install open-uri-cached

gem install prawn

gem install inifile

gem install spork

gem install ZenTest -v 4.5.0

gem install autotest-rails

gem install capybara

gem install cucumber-rails

gem install culerity

gem install database_cleaner

gem install hoe -v 1.5.1

gem install poltergeist -v 0.6.0

gem install rspec-rails -v 2.11.0

gem install rcov -v 0.9.11

gem install poltergeist -v 0.6.0

gem install redgreen

※holidays gemは、Redmine Backlogsの公式ページで

 エラーの表記があり説明があるものなので、

 必ず2つインストールすること。

※私の場合、

  gem install ZenTest -v 4.5.0

  gem install rcov -v 0.9.11

  がうまくいかなかった・・・ けど、まっいいや~と進みました(ぇw

6.インストールしたgemをマイグレーションする

以下のコマンドを、pluginsの位置から打つ。

bundle exec rake redmine:plugins:migrate RAILS_ENV=production

bundle exec rake tmp:cache:clear

bundle exec rake tmp:sessions:clear

これで、インストールしたgemが利用できるようになりました。

7.いよいよ、Backlogsプラグインマイグレーションデーターベースと接続)

通常は、pluginsの位置からコマンド

bundle exec rake redmine:backlogs:install RAILS_ENV=production

私の場合、htdocsからコマンドでインストールが通ると、

以下の文面が出てきます。

=====================================================

Redmine Backlogs Installer

=====================================================

Installing to the production environment.

...

done!

Configuring story and task trackers...

そして何やら訊いてくる。後から変更できるので、適当に指定。

-----------------------------------------------------

Which trackers do you want to use for your stories?

1. バグ

2. 機能

3. サポート

Separate values with a space (e.g. 1 3): 1 2 3

You selected the following trackers: バグ, 機能, サポート. Is this correct? (y/n) y

-----------------------------------------------------

Creating a new task tracker.

Please type the tracker's name: Task

You typed 'Task'. Is this correct? (y/n) y

Installation complete. Please restart Redmine.

Thank you for trying out Redmine Backlogs!

後は Redmine を再起動しておしまい。

無事、画面はでたらOK♪

出ない場合は、

スタートメニュー>Bitnami>redmine>redimne maneger tool を立ち上げると

Thin_redmine

Thin_redmine2

が、すぐ赤く閉じてしまっているはず。

windows7で上手く動かない場合は、こちらを参照。

途中までは同じだったので、かなり参考になりました。

win7にBitNami Redmine Stackを入れたら503エラーで動作しない / [win] | 戯術者の日記
エラーで動かない場合はこちら。

私の場合、

[Sun Jun 17 19:18:05 2012] [error] (OS 10061)対象のコンピューターによって拒否されたため、接続できませんでした。 : proxy: HTTP: attempt to connect to 127.0.0.1:3001 (127.0.0.1) failed

[Thu May 14 18:03:26.074387 2015] [proxy:error] [pid 984:tid 1272] AH00959: ap_proxy_connect_backend disabling worker for (127.0.0.1) for 60s

[Thu May 14 18:03:26.074387 2015] [proxy_http:error] [pid 984:tid 1272] [client 127.0.0.1:52945] AH01114: HTTP: failed to make connection to backend: 127.0.0.1

という、プロキシエラーも発生していたのですが、

このブログの中で、最初にwindowsシステムに環境変数で設定した部分が、

windows用に設定できていなかった事で、起こっていたようです。

上のリンク先にある、ImageMagickの例がありますが、rMagickも含め、

同じ理由の模様・・・(自信はない・・・

他、インストール後、Redmineを再起動したら、

他のプラグイン同様に、プラグインの設定が必要です。

8.トラッカーの登録

管理者アカウントで、管理>トラッカー画面の「新しいトラッカーを作成」ボタンから、

ストーリーとタスクというトラッカーを追加します。

※「ワークフローをここからコピー」で既存にある「バグ」や「機能」を選択すること。

トラッカーにワークフローが設定されることで、

ストーリーやタスクへのBacklogsプラグインの操作が可能となります。

9.Backlogsプラグインの設定

管理>プラグインを開くと、プラグイン一覧に、「Redmine Backlogs」があると思います。

※なかったら、インストールが完了されていません(汗) 

・・・・・・がんばってください(何?!

Redmine Backlogsの右にある、「設定」をクリック。

どんなふうに使いたいのか、ここから設定できます。

こちらから、先ほど設定したトラッカー名が扱えますので、

それに設定したいものを、当てはめてくださいね。

(というアバウントでごめん。ちかれた・・(ぉぃw

10.プロジェクトでBacklogsを有効する。

[管理] - [設定] - [プロジェクト]で新規プロジェクトでBacklogsを有効にします。

[管理] - [プロジェクト] - [モジュール]で、既存のプロジェクトもBacklogsを有効にします。

11.ロールの設定

ロールから使える権限を設定します。

管理者に全部つけておく

ここで、スクラムをする際のコツを理解しておく必要があるらしい・・

スクラムでのロールは、次の3つ

1.プロダクトオーナー プロジェクトで作っていくプロダクトを決める人(要求、仕様、優先順位を決めて、実際にプロダクトを確認する)

2.開発チーム プロダクトを実際に作っていく人たち

3.スクラムマスター プロジェクトをスクラムで進めていく人(プロダクトオーナーと開発チームの調整)

ロールは単なる目印、みんなでスクラムチーム

ただ、プロダクトオーナーとスクラムマスターの兼任は辞めたほうがいいらしい

http://blog.scimpr.com/2014/03/10/redmine-backlogs%E3%81%A7%E3%81%AF%E3%81%98%E3%82%81%E3%81%A6%E3%81%AE%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%A0/#redmine_backlogsより

これで、基本的に使えます♪

結構大変な作業、お疲れ様でした。

その他、スクラムって?という説明から使い方まで詳しいのはこちら

抜けているのもあるかも・・・

こちらで、一通りチェックして下さい。

他使い方で参考になるサイト

Redmine Backlogsではじめてのスクラム | Scimpr Blog
backlogsインスト後の設定について。

Backlogsプラグインについてじゃないんだ!

やりたいのは、スクラムなんだ!!

スクラムがわからんものは、右に出てこーい!

この概念のもと使えっ

的な、とっても簡単な説明ですが、視点が違っている説明ページ。

いや、王道ページっ(笑)

はい、書いている言葉が何か壊れてきているのを

自覚しています・・・・

本日はここまで!

ありがとうございました。

PS 

windowsに拘らないならば、Alminiumプラグインを一押ししたい自分がいます。

こちらのほうがインストールも簡単らしい(笑)

必要なツールもどーんと入っちゃうらしい(笑)

ぜひお試しを。

以下の参考になったサイト様。

皆様ありがとう御座います!

坂の街より : Redmine: 評価の高いプラグインRedmine Backlogsを入れてみる
エラーの四苦八苦が似てる・・・・(汗

https://community.bitnami.com/t/how-to-add-backlogs-plugin-in-redmine/20446 ※海外

とりあえず: 2013年1月
こちらも参考になりました。

BitNami Redmine Stack 2.1.2-0にRedmine Backlogsをインストールする | A certain engineer "COMPLEX"
参考になった詳しい場所※今とシステムは違います。

Redmine Backlogsではじめてのスクラム | Scimpr Blog
backlogsインスト後の設定について。

RedmineのBacklogsプラグインを使ってみた - かおるんダイアリー
機能説明

※ちなみにここから、日本語化も出来るツールが有るが、必要なのかな?

※今インストールが終わったばかり・・